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院長ブログ こんな話しをしました: 2014年9月

ばね指の話し

先日、患者さんとばね指の話をしたのを書いてみましょう

ホームページのお悩み症例にも載せたのでなるべく内容がかぶらないように・・・

お話しをした患者さんは70代の男性で元々の肩コリと右肩の五十肩、軽い腰痛といった感じで通院中

数年前に2年位右の中指が「ばね指」だった。

現在は、ばね現象はないが強く握るのはこわいとの事。

そこで「ばね指」には2つのタイプがあるお話を

1.痛みから始まりばね現象は後からタイプ

2.ばね現象から始まり痛みは後からタイプ 

この始まりが”ばね”か”痛み”かにより治りが違うのです

タイプ1.は肩や腕の筋肉をゆるめて局所の安静で比較的早期に良くなっていく

タイプ2.は痛み症状よりばね症状のほうが優位な症状なのでなかなか良くならない

と言うと

その患者さんは「私は、まさにタイプ2.のほうだ」とのこと

このタイプ2.は腱鞘が腫れることから始まって腱と腱鞘がこすれて炎症を起こすので、その腫れが引くのに時間がかかる

痛みが良くなってくるとだんだん”ばね現象”がなくなるので

少し良くなっては戻りを繰り返しながら徐々にしか良くなっていかないタイプなのです

どちらのタイプにしても全身をみて治療をしたほうが早くよくなるんですが

タイプ1.は手だけ治療していても充分良くなりますね。でも、

タイプ2.の方だとそうはいかないということです。

(今回のタイプ1.タイプ2.という表現は、勝手に考えた表現です)

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