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やっぱり根本治療(原因治療)

少し前の話しですが

以前から通ってくれている同業者の柔整師のかたが

「寝違え」で来院した際に言っていた事を思い出したので書いておきましょう。

この方は痛めたとき、先ずは自分が勤める整形外科で注射をしてもらい

痛みは随分引いたので、日課にしていた運動を再開したところ

痛みも再発してしまい

「やっぱりAKA博田法で根本から治療しないとダメだということが、よ~くわかった。」

と言ってました

この方もAKA博田法を施術するので、自分で体験できて良かったですね!

患者さんの気持ちを理解できるように自分でも色々と体験することは大切な事だと思っているので

普段でも自分の痛みを観察するようにしています(施術に支障のない程度にですが・・・)

そして何をしたら「どう良くなる」「どう悪くなる」も観察すると凄く勉強になります

一番良い事は「患者さんの訴え」を理解できるので

自分では痛くなることはあまり悪い事ではないなと思っています(う~ん。ポジティブ!!)

もちろん一般的には痛みなんてストレスだし無い方がいいですね!!

少しだけ変わっている人の変わった習性でした~!


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布団・マットレスの固さと腰痛

前回の肩こりと枕の関係の補足があり
また、似ていることなので
書いておきましょう。

肩こり・腰痛と寝具の関係は
はっきり言ってしまえば
{体が悪ければ、どんな寝具に変えてもダメ}
ということなんですが

寝具を変えることによって良くなることもあります!

それは
◎朝の起き抜けが一番痛い。
◎寝ていると痛くなる。
◎寝返り時に痛みで目が覚める。
このような痛みがあるが、
昼間は痛くなくなっている!

この、通常は痛くないのに寝ているときや、
起き抜けが痛い。
そんな人は寝具を変えると楽になります!!

ただ、枕やマットレス等
これなら大丈夫というのは人それぞれ違いますので
先ずはご家庭内にあるもので交換してみたり
固さなどを変えて寝てみることからやってみてください。

腰痛には固いマットレスが良い!ということでもないので注意ください!!

上の図では真ん中が固いマットになり
下が軟らかいマットで、
上が丁度よいとされるマットのイラストです。

丁度よい固さといわれるものは、
立っている姿勢が、寝た状態でも保たれる固さと説明されているようです。

でも、立っている姿勢とは
→立っている時に都合がいい姿勢
なので寝た姿勢では都合が悪いかもしれません。

立っている時に都合がいい姿勢とは、
簡単には頭を支え易い姿勢ということですが
そうなると、寝ている間は頭を支えなくても済むので
寝ている時まで同じ状態にしなくても良いのではないかと思いませんか?



上の図のような寝方が楽ですが
痛みの強いときはこだわらずに「なるべく痛くない寝方を探してください」と言っています

最後に
固いマットは寝返りがしやすいが、体とマットの隙間ができて支えが悪い。
軟らかいマットは沈み込むので、包み込まれるようで支えは良いが寝返りがやりづらい。
どちらも良い悪いはありますのでどちらがいいとは言えません。
ちなみに私は軟らかい派です。

寝具を変えるかは、先ずは身体を治してから考るで大丈夫!


枕と肩こりの関係

頚(首)や肩がこってなかなか改善しないと
「枕が合わないのかしら?」と思う人が多いですね

揉んでもサプリメントを飲んでも効果は一時的なもの
そうなると「枕」が原因なの?となって、

枕をかえてみよう!!

でもどんな枕が自分に合ってるの??
となり探して買ってみる
けれどもダメだった!

じゃあこれなら高価だし大丈夫だろう!!

でもダメだった

これを「枕コレクター」と呼ぶとか呼ばないとか・・・

まさに「枕コレクター」のようになっている人は多いですね
自分用の枕をいくつも持っている人は要注意!!

採寸をして自分に合わせて作ったのにダメだった!
というのもよく聞きます

実際に有名なところへ遠方だったが行って作ったのにダメだった!
という患者さんが来院して
治療を進めて良くなってきたときに言われたことは
「やっぱり体を良くしないと駄目だったんですね」でした

肩こりに限ったことではなく「腰痛と布団の固さ」もそうですが
症状を出している要素として2つあります

①身体的な要素
②環境的な要素

枕が合わないというのは②環境的な要素で
こちらは症状の増強をしている場合が多く
原因になるのは①身体的な要素になります

「身体を良くしなければ高価な枕に変えても症状はかわりませんよ」

というのが私的な意見です

肩こりでも治療は腰や背中から全身的にやることにより
頚や肩の症状が改善しやすくなりますので
骨盤の仙腸関節の動きの改善が重要です!!

赤ちゃん連れの患者さん

「赤ちゃんを連れて行っても大丈夫ですか?」

と問い合わせがあったので

「大丈夫、大丈夫!」

と答えたのだが、泣きじゃくっていたらどうしよう・・・

などと不安もあったので、かみさんに来てもらえる日に予約をしてもらった

うちのかみさんは保育士なので安心して見てもらえる~

で初回はバッチリ大丈夫だったのだが、

暫くして「今日、行ってもいいですか?」

と同じ患者さんからの予約の電話がきた

さー困ったぞ!!かみさん来れない日だ!!

こちらとしては、いくら泣かれようが大丈夫だが赤ちゃんもママさんもかわいそうだ

色々とママさんと相談して写真のようになりました



赤ちゃんやチビッ子が来ても大丈夫なスペースはあるのだが遊ぶ物がない

事前に言っておいてもらえば何か自宅から持ってきておきます!!

年齢別に選んでおこー!!

(続)ぎっくり腰の急患さん

前回紹介したぎっくり腰の急患さんの、その後を書くのを忘れてました

あの日から4日後に来たときは

すいすい動いていて「もう大丈夫」みたいな顔をしていたが

触ってみれば仙腸関節の炎症は残っている(時期的には、まぁー当たり前!)

一通り治療をして

当たり前だが前回より反応が格段に良く「もう大丈夫」的な顔をしていた(笑)

聞けば、今夜は帰省で一晩中車の中とのこと

これはまた再発だな・・・(涙)と思い

帰省後に予約をして帰っていき

次の来院時には

本人は「流石にちょっと突っ張りが出た。」とのことだったが

予想に反してあまり悪くなっていない!

帰省するにあたっての注意と脅しが効いてたな~

相当脅しといて良かったよかった



ぎっくり腰の急患 30代男性 緑区より来院

つい先日のことです

もう予約の患者さんもいないし帰る準備でもするかぁー

なんて思っていた19:30頃

「今から診てもらえませんか?」と男性が来院。急患さんです。

見るからに動きが辛そうなので「ゆっくりお入りくださ~い。」

問診をすると

本日11:00頃に中腰で腰に電気が走った感じになり、その後から痛みがどんどん増してきている

とのことで「これはマズイ!」となり来院した

検査をしても神経の脱落症状などはないので仙腸関節炎だろうとAKA博田法を開始

すると仙腸関節付近をさわるだけでも「痛い。ひびきます。」とのこと・・・

「これはお盆休み前にかわいそうに・・・。」などと考えながら

AKA博田法に鍼も施術し

その日は「まだ痛むが、来たときよりは良くなった。」となり、動き方もスムーズになっていたので

4日後に来院してもらうように予約を入れ帰宅してもった。

そして4日後来院した彼は、すいすい普通の動きをしているではないか(驚)!?

聞いてみると「次の日は、痛たっ!というのがあったが、2日目からは凄く楽になった。」とのこと

良い事なのにびっくりしたのは、今回のケースはぎっくり腰でも痛みの引くのに時間がかかるタイプだと思っていたので

予想では「~は痛くなく出来るようになって楽になった。」程度だったのです

予想が良い方に外れて良かった(ホッ!)

でもこの方、車で8時間かけて帰省するらしいので悪くしないように注意点を

長時間の同じ姿勢はダメ 姿勢を変える!
疲れもダメ こまめに休憩を!
急な動きはダメ 動き出しは特に!

それでも痛みが出ちゃうのかな?

どうだったかは、また後ほどに・・・。

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